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子育て

赤ちゃんからできる花粉対策はある?0歳から使えるグッズや見分け方も紹介

める
こんにちは、助産師&2児のママめる(@kodomane.1222)です。

2月から3月になると多くの人が悩まされる花粉症。

赤ちゃんに熱はないのに、鼻水やくしゃみが・・・

これはもしかして花粉症?

 

とご自分の赤ちゃんにも気になる症状はありませんか?

赤ちゃんの花粉症はいつから発症するものなのでしょうか?

 

0歳から花粉症になるなんてなるの?

と思ってしまいますよね。

私自身も、0歳から花粉症になるとは思ってはいませんでした。

しかし、実際は0歳から花粉症になるんです。

 

我が家の娘も生後8か月の時にアレルギーの検査をして、

「花粉症」と診断されてしまいました。

この時期になると、くしゃみを連発したり、鼻水が出たりといった症状が出ています。

 

そこで、今回は赤ちゃんの花粉症の症状、風邪との違い、家でできる花粉症対策や花粉症グッズを紹介します。

 

こんな方におすすめ

  • 赤ちゃんの花粉症の症状を知りたい
  • 赤ちゃんの花粉症が疑われるとき何科に受診するべきか知りたい
  • 風邪症状と花粉症の違いを知りたい
  • 家でできる花粉対策について知りたい
  • 赤ちゃんから使える花粉症グッズを知りたい

1.花粉症はいつからなる?

冒頭文でもお話ししましたが、花粉症は0歳からでも発症します。

アカチャンホンポが行ったアンケート調査では、

お子さんは花粉症ですか?

の問いに対して、751人の方が回答しました。

●花粉症ではない 78%

●花粉症の疑いがある 17%

●花粉症 5%

という結果でした。

花粉症になったのはいつでしたか?

また、花粉症の方を対象にしたこの問いに対しては、159人の方が回答しました。

●1歳半以降 48%

●1歳~1歳半 31%

●生後9~12か月 13%

●生後6か月未満 8%

●生後6~9か月 6%

という結果でした。

この回答者のほとんどが、ママ・パパのどちらか、または両者が花粉症だと回答したそうです。

 

アカチャンホンポ

アカチャンホンポHP:https://www.akachan.jp/clife/2108_02.html

 

アンケート調査では、1歳半頃に発症した子どもが多かったですね。

生まれたばかりで、花粉もそんなに浴びていないはずなのにどうして?

と感じると思いますが、花粉量の増加や生活習慣の変化などによって、

花粉症の発症年齢は低年齢化してきているそうです。

アンケート内でもあったように、0歳の生後数か月の赤ちゃんも花粉症を発症しているケースもあります。

 

2.花粉症の発症リスクは?

では、どんなリスクがあると花粉症を発症しやすいのでしょうか?

花粉症のリスクチェックリスト

  • 両親がアレルギーもち
  • きょうだいがアレルギーもち
  • アトピー性皮膚炎がある
  • 食物アレルギーがある
  • 春生まれ

これらの項目に当てはまると、花粉症の発症リスクが高まるといわれています。

もちろん、当てはまったら必ずしも花粉症を発症するというわけではありません。

 

3.風邪との違いは?

風邪でも鼻水やくしゃみが出るけど、花粉症との違いは?

どうやって見分ければいいの?

風邪と花粉症と見極める症状の違いを説明します。

風邪と花粉症との違い

  • 発熱がない
  • 鼻水が透明でサラサラ
  • くしゃみの回数が多い、連発する
  • 目をこすり、かゆそうにしている
  • 目が赤い
  • 鼻が苦しそう
  • いびきをしている

こんな症状がお子さんに見られたら、花粉症の可能性あります。

ですが、風邪との鑑別は素人では正確にはできません。

お子さんに気になる症状があった場合は、早めに受診をしましょう。

 

子どもが花粉症の疑いがあるときは、何科に行けばいいの?

 

花粉症の疑いがある場合の受診先は?

「花粉症」と聞いて思い浮かぶのは「耳鼻科」ですよね。

もちろん花粉症の場合耳鼻科なら、的確な診断・治療を受けられます。

しかし、自分の症状を的確に話すことができない子どもの場合、

大人から見て花粉症だと思っても、花粉以外のアレルギー症状やアトピー性皮膚炎、喘息などの病気である可能性もあります。

そのため、まずは「小児科」を受診することをオススメします。

 

小児科なら子どもの症状を総合的に診てくれるので、花粉症と確定診断を受けていない場合、

まずは小児科を受診するのがベストでしょう。

 

4.赤ちゃんからできる花粉症対策は?

花粉症を予防するためにも、花粉症を改善するためにも、花粉症対策は大切です。

ですが、デリケートな赤ちゃんへできる花粉症対策は大人と一緒というわけにはいきません。

そこで、赤ちゃんからできる花粉症対策を紹介します。

洗濯物は室内に干す

室外に洗濯物を干すと花粉が衣類に付着します。

できる限り、洗濯物は室内に干すようにしましょう。

室内に干すのが難しい場合、洗濯物を干す時間を花粉の少ない時間帯に変えましょう。

花粉は午前10時から午後1時頃に一度目のピーク、

そして夕方午後4時~午後7時頃に二度目のピークが来ます。

 

早朝、午後2時~午後4時までの間、夜間は花粉の飛散量が落ち着いているため、

花粉の飛散量が少ない時間帯に衣類を干すようにしましょう。

 

②家に入る前に花粉を落とす

外出から帰宅した際には、家の中に入る前に衣類についた花粉をササっと払い落としましょう。

そうすることで、少しでも花粉を家に持ち込まずに済みます。

 

③玄関などで服を脱ぐ

また、玄関に入ったらアウターや帽子などはすぐに脱ぐと良いでしょう。

そしてそのまま洗面所で、うがい手洗い、そして顔も洗うとより効果的です。

 

④花粉が付きにくい服装にする

外出する際には、花粉が付きにくい素材を選ぶことも大切です。

【ナイロンジャケット】


 

【フェイスガード付き帽子】

赤ちゃんはマスクをするのがまだ難しいですよね。

そこで、こういったフェイスガードが付いた帽子を利用すると、

花粉から守ってくれるのでおすすめです。

 

⑤花粉対策グッズを使う

【ピジョン イオンガード ミスト】


 

 【ピジョン イオンガード クリーム】


 

●トウモロコシ由来の「ポリリジン」が、花粉やPM2.5などが付着するのをブロックしてくれます。

●鼻や目の周りにピンポイントで塗って使えます。

●低刺激・弱酸性・無添加(アルコール、パラベン、メントール、着色料、香料)、だから新生児から使えるますよ。

 

ゴーグルタイプのメガネを使う

目に花粉が入るのを防いでくれるのが、ゴーグルタイプの眼鏡。

赤ちゃん用のゴーグルは販売はされておらず、ゴーグルを市販のゴーグルは幼児期以降使用可能です。

 

ですが、赤ちゃんでも症状が強く対策が必要な場合、

眼科、眼鏡販売店などで直接オーダーメイドすることは可能かもしれません。

 

⑦マスクができる年齢ならマスクをする

赤ちゃんでマスクをするのはなかなか、難しいとは思います。

できる範囲で、マスクを使うと花粉対策になります。


うがい、手洗い、顔洗いをする

手洗いうがい、それに加えて顔も洗うと花粉をより除去できます。

空気清浄機を活用する

空気清浄機は、スギやヒノキなどの花粉、PM2.5 、ほこりなどをしっかりフィルターに吸着させて除去してくれます。

花粉が多い時期に、空気清浄機があればこれらの物質から守ってくれます。

空気清浄機にもいろんな種類があります。

花粉に対応した製品を選ぶ際には、《JAPOC》マークがついている製品を選びましょう。

JAPOCマークとは、花粉問題対策事業者協議会(JAPOC)が制定している認証規格です。

厳しい認定基準が設けられており、エビデンスが確認され試験に合格した製品だけがJAPOマークを表示することができます。

 

JAPOマークは空気清浄機だけでなく衣類、眼鏡、換気、網戸、マスクなどにも表示があります。

花粉対策を目的に商品を購入する際には、この表示を目じるしに購入すると良いですよ。

 

空気清浄機で花粉対策に優れている人気のメーカーは、ダイキンやパナソニックです。

 

【ダイキン ストリーマ空気清浄機】


ダイキンのストリーマは25畳まで対応できるモデルです。

TAFUフィルターを搭載しており、微小な粒子のほこりや花粉なども99%以上除去してくれます。

 

【パナソニック ナノイーX】

パナソニックの空気清浄機HEPAフィルターが搭載されています。

HEPAフィルターとは、花粉やほこり、ウイルスなど、空気中のごく小さな粒子を捕集することができる高性能エアフィルターです。

HEPAフィルターでは99.97%以上集塵できます。

花粉対策をしっかりとしたい方におすすめの製品です。

 

5.まとめ

0歳からでも花粉症を発症するリスクがあります。

花粉症の発症を予防するためにも、花粉症を悪化させないためにも、

花粉対策はかかせません。

  • 洗濯物は室内に干す

  • 家に入る前に花粉を落とす

  • 玄関などで服を脱ぐ

  • 花粉が付きにくい服装にする

  • 花粉対策グッズを使う

  • ゴーグルタイプのメガネを使う

  • マスクができる年齢ならマスクをする

  • うがい、手洗い、顔洗いをする

  • 空気清浄機を活用する

といった対策のうちお家で取り入れられるものを是非取り入れてみてくださいね。

 

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