先月、第2子となる女の子を出産しました。
久しぶりの赤ちゃん。小さくて、可愛くて、たまりません♡
長女の出産では、陣痛から始まり、生まれるまで13時間かかりました。
長女の時のお産に後悔や、嫌なイメージは正直ありません。
私も長女も頑張った、最高の満足のいくお産でした。
ですが
ということで、今回の出産では「無痛分娩」を選びました。
私は、元々働いていた病院で、無痛分娩を取り扱っていたこともあり、無痛分娩に抵抗がありませんでした。
無痛分娩をした方が、余裕をもって出産をされていたのをみて、私も無痛分娩できるなら選択したいなと思ったんです。
そこで今回は、無痛分娩を体験した元助産師のリアルレポート、無痛分娩を選択するメリットやデメリット、
無痛分娩を取り扱っている病院を選択する際のポイントを助産師の視点でお伝えしたいと思います。
こんな方におすすめ
- 無痛分娩について知りたい方
- 無痛分娩に対してなんとなく不安のある方
- 無痛分娩の体験談を見たい方
- 無痛分娩を選ぶ際のポイントを知りたい方
1 無痛分娩とは?
お産には痛みがつきものですが、「無痛分娩」は麻酔によってお産の痛みを軽減させる分娩方法です。
「硬膜外鎮痛」と「点滴からの鎮痛剤投与」を使った方法がありますが、日本では「硬膜外鎮痛」を使った無痛分娩が主流です。
硬膜外麻酔によってお腹から下のお腹・腰・足の感覚が鈍くなります。
麻酔の効果範囲は、下半身のみなので、意識ははっきりと保ったまま出産することができます。
麻酔を使っても、お産の痛みが完全になくなるわけではなく、無痛分娩と同意義で使われる「和痛分娩」の意味のように、痛みを和らげる。
という表現が実際の使用感に近いです。
(1)無痛分娩のメリット
どんな人でも「痛み」って不安だし、怖いですよね。
私も助産師をしていましたが、いざ実際自分が出産をする時は、出産の痛みに対する恐怖心は少なからずありました。
ですから、無痛分娩の最大のメリットって、
『出産の痛みが和らぐ』という点‼ですよね。
痛みを和らげることができれば、
◇出産の痛みに対する恐怖心や緊張も和らげることができること。
◇冷静に、落ち着いて出産できること。
◇出産時、赤ちゃんにたくさんの酸素を供給できること。
◇出産による体力の消耗を抑え、産後に体力を温存できること。
◇産後の体力の回復が早くできること。
このような、メリットも考えられます。
また、心臓や肺に疾患のある妊婦さんや、妊娠高血圧症候群の妊婦さんへ医学的な適応で無痛分娩が選択されることもあります。
(2)無痛分娩のリスクやデメリット
無痛分娩はメリットだけではなく、リスクやデメリットもあるので、どちらもしっかりと知ることが大切です。
①無痛分娩のリスク
起こりやすい副作用
◆低⾎圧
⿇酔の影響によって、お母さんの⾎圧はいくらか低下します。血圧が下がることによって、吐き気や嘔吐といった症状が出ることがあります。
また、赤ちゃんが一時的に苦しくなる、⼀過性徐脈が起こることがあります。
◆体温の上昇
無痛分娩中は、無痛分娩を⾏わない場合に比べてお母さんの体温が上昇しやすくなります。
感染と鑑別するために⾎液検査を行うこともあります。
◆かゆみ
麻酔の影響で体にかゆみがでることがあります。
がまんできないときには薬を使って治療しますが、ほとんどの場合は、治療を必要としない程度のかゆみで収まります。
◆頭痛
産後に疲労や不眠などによって頭痛が起こることがありますが、無痛分娩後は⿇酔の副作用によっても「頭痛」が起こることがあります。
⿇酔が原因である場合、数⽇〜1週間で症状は軽快します。
◆アレルギー
⿇酔に⽤いる薬剤に対して、アレルギー反応が起こることがあります。
重症のアレルギー反応はまれですが、アレルギー反応が起こった場合には救急対応をします。
◆ 硬膜外腔の感染や⾎腫
感染による膿瘍や⾎腫が脊髄を圧迫すると⾜のしびれや⿇痺を起こすことがあり、⼿術などの緊急治療が必要となります。
硬膜外腔の感染や血種が発症するのは、約10万人に 1 ⼈と⾮常にまれな合併症です。
◆⼀時的なしびれや⿇痺
出産によって⾻盤を通る神経が圧迫され、⼀時的に排尿することが難しくなる、⾜のしびれや感覚の鈍さを感じるという症状がでることがあります。
短期間で軽快することがほとんどですが、まれに数か⽉症状が続くこともあります。
◆全脊椎⿇酔
硬膜外麻酔のチューブが硬膜の外ではなく中に入ってしまい、⿇酔薬が過剰に注入されると、全脊椎⿇酔となり、意識消失や呼吸停⽌が起こります。
全脊椎麻酔が起こらないよう、麻酔薬の注入前に、薬液のテスト注⼊をすることによって、硬膜外の適切な位置にチューブが⼊っていることを確認してい
ます。
万が⼀全脊椎⿇酔となった場合には、⿇酔の効果が切れるまで⼈⼯呼吸などの集中治療が必要となります。
参考
日本産科麻酔学会JSOAP HP:無痛分娩Q&A 硬膜外鎮痛の副作用が心配です
②無痛分娩を選択するデメリット
◆出産への影響
無痛分娩ではお産の痛みが和らぎますが、それに伴って陣痛も弱くなることがあります。
そのため、無痛分娩の場合、陣痛促進剤を使って陣痛を強くする処置を行うことが多くなります。
また、子宮の入り口が全部開いてから(子宮口全開大)赤ちゃんが産道を降りてくるまでに時間がかかっている場合、
吸引分娩・鉗⼦分娩といった、処置を行う頻度が上がるといわれています。
また、⿇酔薬を使用することによって、陣痛を感じにくくなり、うまくいきめなくなることがあります。
そのため、いきむタイミングが分からない場合や⼒が⼊りづらい場合には、⿇酔薬を調節していきみやすくすることがあります。
この他にも、お産の時間が長くなる、陣痛が弱くなることによって、出産後の出血が多くなる可能性があります。
◆無痛分娩の費用が高い
無痛分娩は多くの場合、追加費用が必要となります。
病院によっては追加費用がかからない病院もありますが、多くの場合、約10~20万円追加でかかるといわれています。
また、計画無痛分娩の場合、子宮の入り口を拡げる処置や、陣痛を起こすための陣痛促進剤を使用することもあり、その場合は追加費用が加算されます。
2 無痛分娩のリアルレポート
これまで、無痛分娩の基礎知識についてお伝えしましたが、
ここからは、私が経験した計画無痛分娩をレポートさせていただきます。
レポートでは、無痛分娩の効果を表すために、陣痛の痛みを10段階で表現します。
(1)産院の基本情報と、選んだ理由
こどが選んだ産院の基本情報
◇某産婦人科クリニック
◇常勤医 1名(産婦人科医)、非常勤医 2名
◇24時間無痛分娩対応
◇無痛分娩症例数4,000件以上
以前、勤めていた病院は急性期の総合病院で、産婦人科医も麻酔科医も小児科医も在籍しており、マンパワーも施設の設備も充実していました。
できれば、「総合病院での無痛分娩」が理想でしたが、私が住んでいる地域では、無痛分娩を取り扱っている産院は、個人病院に限られていました。
そのなかで、今回の病院を選んだ理由は、
◆クリニックから地域の中核の急性期総合病院までの距離が車で30分以内である
→母体や新生児搬送が必要となった場合のことを考慮しました。
◆無痛分娩の症例数が4,000件の実績がある
◆24時間無痛分娩可能
◆自然に陣痛が来てからの無痛分娩も、計画無痛分娩にも対応している
◆母体救命研修、新生児蘇生法研修の受講歴がある
◆産科医が麻酔科医の研修及び麻酔実施歴がある
という点で産む病院を選びました。
(2) 入院当日から出産まで
【ドキドキの入院前夜】
入院前日の健診では、赤ちゃんの頭はまだ下がってきておらず、前駆陣痛もほとんどない状態だったので、
先生からは「明日は生まれないかもしれないね。ダメもとでやってみましょう。」
と言われました。
健診後、「明日生まれるように」と家族みんなで、ウォーキングをしました。
今回は無痛分娩、2回目の出産といえどやっぱり内心ドキドキ。
「何事もなく無事に生まれてくれますように」と、願いながら入院前日は眠りにつきました。
【赤ちゃんの頭も降りてきておらず、諦めモードで入院】
朝6時に起床して、いつも通りに朝食の支度、そして軽めの朝食をとりました。
娘には1か月ほど前から、カレンダーにしるしを付けて、
「このしるしの日は、お母さんが病院にお泊りをする日だよー。病院にいる間はお父さんと一緒にねんねだよー。」
と言っていたので、入院当日はスムーズに病院に向かえました。
このご時世なので立ち合いはできないかもと、諦めていましたが、
入院前にPCR検査または抗原検査で陰性が確認できていれば、立ち合いOKとのことだったので、
入院前に無料検査場で抗原検査を実施。
家族全員『陰性』でした。
朝9時病院に到着後、外来の診察室で診察。
特に昨日から所見は変わっておらず、赤ちゃんの頭はまだまだ降りてこないまま。
外来での診察後、病棟へ案内されてLDRに入りました。
入院後は、CTG(胎児心拍陣痛図)で赤ちゃんの状態を確認した後、プロスタグランジンE2を内服しました。
私の場合、子宮の入り口を拡げる処置はすることなく、すぐに促進剤での誘発分娩が始まりました。
陣痛促進剤は点滴(オキシトシン)と錠剤(プロスタグランジン)の2種類があって、薬は1種類だけの場合もあるし、
状況によっては2種類使う場合もあるよ。
プロスタグランジンを飲んでからしばらく経過しましたが、お腹は張ることはほとんどなく、《痛みレベルは0~1》程度。
家族と談笑したり、ベッド上で娘の相手をしながら過ごしていました。
3錠目の薬を飲むまで、陣痛は一向に来る気配はなく、時折お腹が張るけど、《痛みレベルは0~1》と変化なし。
陣痛促進剤を使用している間は、母子の安全のためCTG(胎児心拍陣痛図)を継続して測定するので、
トイレ移動以外は、ベッドからほとんど動けずにいたので少し退屈になって来た頃、3錠目の薬を内服。
【少しずつ痛くなってきた】
《痛みレベルは3》、生理痛より少し痛いくらいの痛みが少しずつついてきました。
それでも、お腹の張りは不定期で、陣痛はまだ始まっていない様子。
昼に最後の4錠目を内服と、先生の診察があるので、
それまでに変化がなければ、今日はこれで誘発分娩を一旦終了という予定でした。
【待ちに待った陣痛発来】
そろそろ、4錠目を内服する時間という頃に、それまで不定期だったお腹の張りが7-8分間隔で張ってくるようになりました。
お腹が張ると顔を少し歪めてしまうくらいに痛みも増してきました。
《痛みレベルは4》くらい。
4錠目を内服し、しばらくして先生の診察を受けました。
先生の所見では、子宮口が開いてきているけど、赤ちゃんの頭はまだ降りてきていない。
陣痛がついてきたから、麻酔を始めて、促進剤も継続する。
とのことでした。
先生の所見を聞いて、
と気持ちを新たに、気合を入れなおしました。
4錠目内服後から、《痛みのレベルは5》にUP。
陣痛が来ると、「ふー」と深呼吸しないと耐えられないくらいになってきました。
【麻酔の処置】
そんな時に、救世主の【麻酔】が参上!!
この痛みが和らぐことに期待する半面、やっぱり硬膜外注射も少し怖い気持ちも。
麻酔の処置は、ベッド上に横になって行いました。
看護師が態勢が崩れないようにサポートしてくれます。
背中に麻酔の管を入れる前に局所麻酔をしてくれます。
痛みは注射のチクッとする痛みと、背中をグッと押されるような感覚がありました。
しかし、ここでトラブルが発生!?
先生が「背骨が曲がってて管が入ってかない」と言い出したのです。
4000件以上も麻酔分娩をされている先生ですが、その先生の声色が少し焦っている様子。
2、3回横向きの態勢で管を入れるのをトライしましたが、うまく入っていかず、
急遽態勢を変えることに。
と不安になりました。
無痛分娩は希望するすべての方ができるわけではありません。
側弯症、ヘルニア、肥満の方、麻酔のアレルギーがある方など無痛分娩を行えない方もいます。
私の場合ヘルニアなどの既往歴はなかったのですが、背骨が少し曲がっていて、管がスムーズに入っていきませんでした。
ですが、そこはベテランの先生。
態勢を変えた後は、一発で管を入れてくれました。
麻酔の注入によって、下半身の感覚は鈍くなり、なんだかフワフワしている感じ。
触れるのは分かるけど、つねったりしても痛みを感じないようになりました。
例えると、歯医者で麻酔をしてもらったあとの、唇が腫れてフワフワしている感覚です。
そして、それまで《痛みレベル5》だった陣痛は《痛みレベル0-1》に激減‼
本当に、驚くほど楽になり、麻酔の効果に感激しました。
痛みが激減した。
といっても、それは一時的なもの。
麻酔の効果が無くなってくると、痛みは再び《レベル5-6》程度に。
お産が進むにつれて、麻酔が切れてきた時に感じる痛みも増してきます。
ですが、麻酔を追加してもらうと、《痛みレベルは2》程度に落ち着くので、
気持ちも楽になりますし、体力も温存できました。
【陣痛が弱く陣痛促進剤の追加】
陣痛はだんだん強くなってきて《痛みレベルは7》になたものの、
夕方になっても、陣痛が持続する時間は短く、陣痛の間隔もなかなか縮まりませんでした。
そして、赤ちゃんもなかなか下に降りてきてくれず、お産は停滞気味に。
お産が長引くのは、母体にとっても、赤ちゃんにとってもあまり良いことはないので、
陣痛促進剤を追加しました。
追加すると、徐々に陣痛間隔も短くなり、2-3分毎に陣痛が来るように。
《痛みレベルは9》に急激にUP!!
痛くて、声が出て、手すりを持つ手に力が入ってしまいます。
それまで、麻酔が切れてきても、麻酔を追加してもらえば《痛みレベル2》くらいだったのに、
麻酔を追加しても《痛みレベルは4》、
そして、すぐに麻酔が切れてしまうように。
それでも、《レベル9》の痛みが、和らぐだけでも大きな違いでした。
先生に診察してもらうと子宮の入り口は8㎝まで進んでいました。
ですが、「頭がまだ降りてこないね。」とのこと。
生まれるまで、あと一歩というところまで来ました。
【もう、生まれるの!?】
麻酔が効いていても、なんとなく下半身の感覚はあって、陣痛が来ているのも分かります。
お産が進むにつれて、先生や看護師さんに「お尻押される感じはありますか?」
と確認されることがありましたが、
赤ちゃんが生まれる直前になると現れる《お尻の圧迫感》はまだ、ありませんでした。
直前の診察でも、「頭がまだ高い」とのことだったので、
なんて思っていたのですが、
先生が診察すると、「もう生まれるよ。体位とろう!」と言い出したのです。
前回の出産では、生まれる直前は余裕の「よ」すらない状況だったので、
正直、こんなに痛みが少なくて、余裕がある中で出産を迎えようとしていることに半信半疑でした。
と思わず言ってしまうほど。
【いざ出産‼】
自然分娩では、生まれる直前には《痛みレベル10》の最高潮の痛みになるのですが、
麻酔で痛みを和らげられているのと、アドレナリンも出ているので《痛みレベルは0-1》
生まれる直前なのに、ほとんど痛みを感じないので、それもまた驚き‼
もうすぐ赤ちゃんの頭が出るという状況なのに、
長女ちゃん立ち会えるかな?怖がってないかな?大丈夫かな?
など、周りの状況を気にせるくらい余裕があり、冷静にお産に臨めました。
また、お腹の張りは分かるので、陣痛に合わせてしっかりといきむことができました。
そして、「オギャー‼」と
元気な産声とともに、次女が生まれました。
その元気な声と姿を見た瞬間、
喜びと、幸福感、安堵感など色んな感情が押し寄せてきて、涙が溢れました。
長女は少しびっくりびっくりした様子もありましたが、
赤ちゃんの産声を聞くと
と笑顔を見せてくれたので安心しました。
(3) 体験して感じた無痛分娩のメリット
◆痛みが和らぐから恐怖心が減る
とにかく最大のメリット‼
痛みが和らぐと恐怖心が取りのぞかれ、リラックスしてお産に臨めました。
◆体力が温存できる
今回は二人目、産後は2人の育児をしなければなりませんでした。
なので、無痛分娩で産後に体力を温存でき、回復を早められたと感じました。
◆余裕をもって、冷静に出産ができる
出産直前まで、驚くほど頭はクリアで、冷静に状況を見ることができました。
長女が付き添っていたので、長女のことも気にかけてられたのも良かったです。
◆長女にほとんど痛い姿を見せることがなく、恐怖心を与えなかった
母親が痛がっている姿は2歳の娘にとっては、やはり恐怖に感じることだと思います。
もちろん、出産の前後でケアをすることで、自然分娩でも子どもにとって出産の立ち合いがプラスの経験になるとは思います。
ですが、無痛分娩であることで、あまり恐怖心を与えることなく、立ち会ってもらえたのは良かったと思います。
◆付き添いがいなくても乗り越えられる
コロナ禍で、出産の時の付き添いができないという産院も多いですよね。
また、それぞれの家庭の事情で、付き添ってもらえる方がいないという産婦さんもいるかと思います。
そんな時でも、無痛分娩であればだれかにずっと腰をさすってもらわなくても、
麻酔によって痛みが緩和されるので、余裕をもって出産することができると思います。
3 どうやって選ぶ?無痛分娩を取り扱っている病院の選び方
それでは、無痛分娩を選択したいとき、どのような視点で選ぶと良いのかポイントをお伝えします。
ポイント
①医師の無痛分娩の経験実績や研修受講歴があるか
②無痛分娩の麻酔管理者、麻酔担当者が定められているか
③看護師、助産師が無痛分娩に対する知識や技術があるか
・無痛分娩の研修を受講しているか
・母体救命研修、新生児蘇生法研修の受講歴があるか
④産婦の麻酔合併症への対応に必要な蘇生設備、医療機器、救急用医薬品、母体用生体モニターが整っているか
⑤取り扱う無痛分娩が計画無痛分娩だけなのか、自然陣発を待って、無痛分娩が行えるのか
⑥24時間無痛分娩に対応しているのか、夜間の無痛分娩は行えないのか
⑦無痛分娩で取り除く痛みはどのくらいに設定されるのか
陣痛の痛みをMAX10として、麻酔によって《痛みレベル0》まで取り除く方針なのか、それとも痛みはある程度残す方針なのか
⑧先生が無痛分娩について、十分に説明をしてくれるか
担当医の人柄や信頼性も大切なポイントです
①~④のポイントは、産院のウェブサイトなどに公開することが、ガイドラインで推奨されています。
そのため、上記の情報がしっかりと公開されているのか、チェックすると良いですよ。
参考
日本産婦人科学会 HP:産婦人科診療ガイドラインー産科編 2020
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4 まとめ
自然分娩と無痛分娩の両方を経験して言えることは、
どちらの出産も赤ちゃんが無事に生まれ、自分が頑張ったと思える大事なお産であり、満足度は変わりません。
ですが、長女が立ち会うという状況、産後の育児のために、できるだけ体力を温存したかった。
という今回の条件下では、
無痛分娩を選択して、心から良かったと思えます。
お産に対する考えも、意向も人それぞれ。
どの出産がベストかはその人によっても、その時の状況によっても変わってきます。
ですが、自分の希望に合った出産方法が選べるようになると良いなと思います。
そして、無痛分娩を希望する方、興味がある方にとって、この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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